貯金倍増作戦
低金利時代で利息には期待できませんが、貯金は貯めないことには始まりません。

■貯金の考え方

収入−支出=貯金

と考えていないでしょうか? そのように考えていたら、さほど貯金は貯まらないことでしょう。本格的に貯金をしようと考えたら、

収入−貯金=支出

と考えるべきです。まず、ある程度貯金を確保し、残った金額で生活を組み立て、もしもそれが底をついたら、そのときにはじめて貯金を取り崩すようなイメージです。 できるだけ貯金に手をつけないためには、貯金を下ろすのが面倒な商品をあえて選ぶ のも1つの手です。ただし、解約手数料がたんまりと取られ、利息がなくなってしま うようでは意味がありませんね。

■便利ツールで貯金の額を把握する

銀行の口座は1つではなく、複数持っている場合が多いと思います。そんな場合、しっかり管理しないと、自分の金融資産はいくらなのか、銀行の残高が不足しないかなど、わけがわからなくなってきます。そんなときに非常に役立つソフトが、口座管理ソフトMoneyLookです。

各口座のログインIDやパスワード、セキュリティコードなどを入力しておくと、Money Lookにログインして、「更新」ボタンをクリックするだけで、全口座の残高がわかりますし、銀行ごとに取引履歴のダウンロードも出来ます。最近、セキュリティコードが必要で、ログインすら面倒な金融機関もありますので、ネットバンキングにログインするだけのために、Money Lookを起動することもあるほどです。

提携金融機関が多数あり、銀行、証券会社のほかに、クレジットカードや、携帯電話料金などのリビング、カードなどの各種ポイントなども調べられるので非常に便利です。また、ヤフオクの管理も出来ます。

無料で使える非常に便利なソフトですから、お試しになってはいかがでしょうか。

参考ホームページ:口座管理ソフトMoneyLook

■天引貯金

確実に積立ができる方法といえば、給与天引の貯金が一番でしょう。お勤めの会社に 社内預金や財形貯蓄はありませんか? 社内預金の利率は各会社によってまちまちですが、最低でも0.5%が保証されています。天引貯金は、自分で手をつけなくても自動的に貯まっていくのですから、これほど確実な方法はないでしょう。

■小銭貯金

500円貯金をしている方も多いかと思いますが、私は毎日小銭すべてを貯金しています。1円の日もあれば1,000円を超える日もあるわけですが、1日平均400円とすると、 外出する日が月に25日あれば10,000円が貯まる計算です。 小銭貯金にはもう一つの効果があります。人間、小銭を持ってれば使うけどお札しかなければ使うのをためらうこともあるもの。ジュースやコーヒーを飲みたくなったときなんかがそうですね。そんなためにも小銭はあまり持たないようにしています。

小銭貯金をしている方におすすめなのが、マイパーソナルATMです。ATM型の貯金箱で、自動的に金額をカウントしてくれるほか、出金するにはキャッシュカードと暗証番号が必要と、貯めやすい工夫がいろいろあります。私も使っています。
小銭貯金が楽しくなる

■知らない間貯金

小銭貯金とは逆の発想で、知らない間に貯金がたまる方法を紹介します。用意するものは銀行口座を2つ。1つは生活費の引出やクレジットカードの引き落とし用、もう1つは公共料金、住宅ローン等の支払い用にします。公共料金は季節によって若干のぶれはあっても、大きく変動することはないでしょう。

そこで、公共料金の予算をやや多め(ガス代なら冬を基準、電気代なら夏を基準)に設定し、季節に関わらず毎月一定額を公共料金等の支払い口座に入金するようにします。そのまま放っておくと、あら不思議、差額がどんどん貯まっていくしくみです。これも、一定ではないながら、貯金分を使えるお金から切放すことでお金を貯めるという意味では、

収入−貯金=支出

の発想と同じです。

■保険料控除で有利な商品を活用

もし、年末調整時に「一般の生命保険料控除」「個人年金保険料控除」の枠を余していたら、保険を実質高利回りの商品として利用することができます。養老保険(一般の生命保険料控除適用)や個人年金保険をかけるとよいのです。これらの保険商品は当初数年は元本を割り込みますが、何年か先にトントンになり、やがてプラスになるものです。

しかし、注目すべきは保険料控除で、一般・年金それぞれ年間10万円保険料を納めると、5万円(住民税は3.5万円)ずつ所得が控除されます。すなわち、所得税だけを考えても、税率が20%の人なら1万円ずつ、合計2万円税金が安くなるわけです。もちろん、専業や年収103万円以下の主婦、住宅ローン減税の適用などで所得税を払っていない人には効果がありませんので念のため。

■ネットバンクで有利な定期預金

ネットバンクの ジャパンネット銀行 イーバンク銀行では、都市銀行よりも高金利の定期預金を扱っています。

例えば、1年程度の定期預金なら、都市銀行での金利はせいぜい0.3〜0.4%。しかし、ネットバンクでは0.8〜0.9%もの金利を得ることができます。100万円寝かせて置くなら、年間5,000円程度の差になります。何もしなくて生じる差ですから、大きいと思います。 この他、下記ネットバンク、ネット支店の金利もなかなか魅力的ですので紹介しておきます。

参考ホームページ  イーバンク銀行
ジャパンネット銀行
スルガ銀行 ネットバンク支店
住信SBIネット銀行
オリックス信託銀行
紀陽銀行インターネット支店
泉州銀行ダイレクト支店
関西アーバン銀行いちょう並木支店
京都銀行ネットダイレクト支店
ソニー銀行

■財形貯蓄ならこの商品

給与天引で積み立てる財形貯蓄が貯蓄を増やすのに効果的と書きましたが、その中でもお勧めは生命保険会社の財形年金です。まず第一に高利回りだと言えます。超低金利の現在、これらの商品は、予定利回りを年1.5%としています。次に、利息に税金がかかりません。財形年金は、目的内(60歳以降の年金受取)で払戻しを行うと、利息等に対する税金がかからないというメリットがあります。

じゃあ、それ以外の場合にはかかるのではとお思いでしょうが、生命保険商品の場合、所得の種類が利子所得ではなく一時所得であるため、50万円の非課税枠があります。その他の一時所得と合算する必要はあるのですが、一時所得だけで50万円にもなることは普通ありませんよね。最後に、生命保険でもあるのです。交通事故など不慮の事故で死亡した場合、積立残高の5倍が保険金として受け取れます。保険料を納めるのでなく、利息をもらって保障が受けられるのですから、おいしい話です。


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